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離婚調停

 一般に、当事者の間での意見や認識の違いが大きくはなく、複雑な問題点や、さまざまな資料を集める必要がない場合には、弁護士が依頼者の代理人となり、相手方と「示談交渉」により、問題の早期解決を目指します。

 

 他方、何度も話し合っても、二人だけでは合意が期待できないような場合、相手方に銀行の通帳等、さまざまな資料を出してもらう必要がある場合等、当事者同士ではとても解決できないほど、こじれてしまっている案件では、「示談交渉」での解決は困難です。

   なぜなら、「示談交渉」はあくまで双方が合意できなければいけないことから、一方が理不尽な主張を繰り返すような場合、延々とまとまらなくなるからです。また、昔と違って、個人情報に厳しくなった現代では、弁護士を介してでも、なかなか相手方の財産を調べつくすことが困難な事情があるからです。

   

   そういった場合、家庭裁判所に「家事調停」(かじちょうてい)を申し立てて、その手続きでの話し合いを行った方が有効です。これが一般に「調停」(ちょうてい)と言われる、裁判所が用意している手続きです。

   この「調停」のメリットとしては、裁判所から「中立」な立場の調停委員が選任され、双方の話し合いを仲介することで、「第三者目線」からの解決や、冷静さを取り戻すことが期待できること。また、相手方の財産調査のため、裁判所を通しての極めて強力な調査手続きが利用できるからです。

 例えば、離婚に際して財産を分けたいけど、相手方がなかなか通帳等を出してくれない場合、子どもとの面会の条件について詳細な条件を決めたい場合、直接話し合うと喧嘩になってしまうような場合は、裁判所の調査手続きを利用でき、また調停委員が間に立つ、「家事調停」の方がより早期かつ円滑な解決方法といえるでしょう。

    また、この家事調停においては、双方の当事者が対面することはありません。双方当事者は、顔を会わせないように、別々の離れた待合室で待機し、調停委員と別々に協議します。そしてこの調停委員との協議の場には、ご本人とその代理人となる弁護士以外は立ち入ることができません。

    そのため、例えば、DVで相手方に極度の恐怖を持っているような場合においても、調停委員を通しての間接的な話し合いが可能になります。また、配偶者というよりも、その親族が理不尽なことをけしかけて事態を悪くしているような場合、そういった「外野」を排除し、あくまで、夫婦間の協議にもっていけるという点もメリットがあるケースがあります。

 

 さらに、残念なことに、調停委員にも「当たり」「はずれ」があるのが現実で、まったくこちらの話を聞いてくれず、このままだと不利なまま成立させられてしまうようなケースの相談もあります。

    当事務所弁護士はいずれも、男性側、女性側、いずれにおいても「県内トップクラス」の調停対応件数を自負しております。全ての期日において、当事務所弁護士が代理人として付添い同席し、有利に調停手続きをコントロールし依頼者様の希望を全面的にサポートします。

離婚調停の解決事例~『当事者同士で行っていた離婚調停に途中参加し、正当な養育費、財産分与を取得』

【ご相談内容】

夫とは離婚協議中ですが、離婚自体は合意しています・・・。でも、夫からは、「離婚するなら親権は渡さない」「そちらが親権をとるなら養育費は支払わないし、財産分与もしない」と脅されています・・・。ひとまず、ネットで調べて、自分で離婚調停を申し立てましたが、半年以上経過しても、何も決まらず・・・。夫は外面がよく、仕事柄口もうまいので、何か調停委員も取り込まれているようで・・・。これ以上、一人では無理だと思いましたので、ご相談させていただきました・・・。

【当事務所弁護士の対応・結果】

弁護士が就くことで調停の流れが変わることが多々あることをご説明のうえ、離婚調停について受任しました。依頼者様としても、離婚調停について、今のままだと、夫の言いなりの内容になりそうなので、専門家である弁護士を代理人につけることを最初から覚悟されていたようです。また、夫から生活費を渡されていない状態だったことから、婚姻費用調停の必要性の説明を行い、同時に申し立てを行いました。結果、これまで数期日かけてもほとんど進展がなかった調停が、弁護士が入ってからは2期日程度で成立。内容としても、終始、妻側のリードで、親権、正当な養育費、財産分与を取得して離婚を成立させることができました。

【弁護士のコメント】

一見、離婚調停は自分でもできると考える方もいると思いますが(制度設計も確かにそうなっていますが)、離婚交渉に長けた弁護士が調停代理人としてつくことで、期間や結果も大きく異なるケースが多いです。本件もまさにそのような案件でした。残念ながら、調停委員といっても、「当たり、外れ」があるのも事実で、特に一方に弁護士がついていたり、そうでなくとも、威圧的な人間だったりすると、他方の弱い側を無理やり説得して、話をまとめようとするケースがあることもよくご相談いただきます。もちろん、調停は双方が譲り合うことで、妥当な結論に導く場ではありますが、一方的な要求、不公平な要求に対して、譲必要は一切ありません。ただ、調停の現場に自分一人でいると、一体、自分が言っていることが正しいのか、間違っているのか?調停委員の言っていることこそが正しいのではないか?、、そういった心理状況になってしまいます。離婚交渉に長けた弁護士を代理人としてつけることで、公平な調停を実現することが可能になります。

 

離婚調停の解決事例~『何をすればよいのかわからない状態から無事離婚調停成立』

【ご相談内容】

出張後、家に帰ったら、もぬけの殻で、妻と長男がいなくなっていました…家計管理をまかせていたので預貯金も一体いくらあったのかわからない状態です…出て行った翌日には〇月●日に出頭せよという家庭裁判所から離婚調停と婚姻費用の調停の呼び出し状が届きました…あまりにも手際がよいのでかなり前から弁護士に相談していたのではないかと思います…当然調停などやったことないし、人前で話すのは苦手なのでいったいどうしたらよいのでしょうか…

【当事務所弁護士の対応・結果】

離婚調停・婚姻費用調停の一般的流れの説明と、相談者様と同じような状況になって急ぎ相談に来られる方はほかにもいること(あなただけではないこと)を伝えて、少しでも心が落ち着くように配慮した相談を行いました。調停の申立書を確認すると、すでに妻側には弁護士が代理人として就いていました。依頼者様としても、不慣れなままひとりで、まして、相手方に弁護士が就いている状態で調停に突入しても妻の思惑どおりに進められそうと感じたため、当職にご依頼となりました。このようなことをされて離婚自体には応じる意思でしたので、調停では、相場に従った養育費、公平な内容での財産分与を決め、離婚を成立させることができました。

【弁護士のコメント】

前のケースでも説明しましたが、特に、一方に弁護士がついている場合、調停において心理的にも、現実的にも不利に進められてしまうケースが多々あります。また、今回のケースでもそうですが、どちらかといえば、女性の方が先行して内緒で弁護士に相談し、確実に準備をしたうえで、別居・調停に踏み切るパターンが多いです(仮に、今回のケースで、当職が女性側の相談を受けた場合は、まったく同じ動きを指図したと思います)。他方で、男性は、仕事中心の方の比率が多いことから、表現は悪いですが、妻側に「出し抜かれる」パターンが多いイメージです。上記説明のとおり、今回の相談者さんのように、家に帰ったら、もぬけの殻でパニックになって相談に来られる男性が非常に多いです(荷物どころか、エアコンや冷蔵庫、果てはカーテン・電球まで持っていかれて、その日は家で寝ることすらできずに車中泊をする羽目になったという極端な方もいました)。そのような場合は、法的な説明をするだけではなく、心理的に極めて同様していますので、まずはその緩和のための対応をさせていただき、そのうえで、今後の妻側の出方など、現状認識をして頂くようにしています。不意打ちをされたのですからパニックになって当然ですが、一見不利な状況をいかに持ち直すかも、弁護士の知識・経験の見せ所となります。

 

離婚・男女問題のお役立ち基礎知識・Q&A

まずは今後どういった流れになるのかその全体像を説明いたします。

未成年者がいる場合、その親権者の決定は必須です。

離婚する際、夫婦が築き上げてきたものを半分ずつにします。

別居中支払うべき生活費について説明いたします。

離婚問題に不倫問題が重なった場合、通常と異なる面が発生します。

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